近年多くの人から人気を集めているホットヨガですが、最適な温度や湿度は存在するのでしょうか。
ホットヨガの効果を最大限発揮し健康的にホットヨガを行うためには、理想的な温度・湿度を保つことが非常に大切です。
この記事では、ホットヨガに適切な湿度や温度を紹介し、ホットヨガに期待できる健康上の効果について解説していきます。
便秘や冷え性に悩んでいる方にとってホットヨガを行うことは、最適な解消法になりますので、ぜひ参考にしてみてください。
ホットヨガの適切な湿度や温度は?
ここではまず、ホットヨガにおける適切な湿度や温度について解説していきます。
ホットヨガの効果を最大限発揮させるためには、最適な温度と湿度を保つことが非常に大切なのです。
■ホットヨガに最適な温度と湿度
ホットヨガを実施する際の温度と湿度は、それぞれ以下が理想だと言われています。
・温度…35℃~40℃
・湿度…55%~65%
ホットヨガでは体温を上げることや汗をかくことが非常に大切ですから、十分な効果を得るためにも上記の適切な温度・湿度を保つことが大切だと言えるでしょう。
夏場はともかく、それ以外の季節で高温多湿状態を自宅に作り出すのは難しいため、ホットヨガを行うのであればホットヨガスタジオを利用するのが通常です。
ただし、ホットヨガスタジオによって温度や湿度は若干の違いがある点は理解しておきましょう。
■適切な温度と湿度を守らないとどうなるか
適切な温度や湿度が守られていない状況では、以下のような事態が起こるため注意が必要です。
<温度や湿度が低すぎる場合>
温度・湿度が理想よりも低すぎる場合、せっかくホットヨガをやっても十分に汗をかくことができません。汗をかくことがホットヨガの大切な目的の一つですから(理由は後ほど説明します)、理想の温度・湿度まで引き上げる必要があるでしょう。
<温度や湿度が高すぎる場合>
温度・湿度が理想よりも高すぎる場合、身体への負担が大きく、健康を害す恐れがあります。
そのままの状態でホットヨガを行うと自律神経の乱れや筋肉の損傷などを引き起こす可能性があります。そのため、理想の温度・湿度まで温度を下げるようにしましょう。
ホットヨガで得られる特有の効果とは
ここからは、ホットヨガを行うことにより得られる効果について解説していきます。
■新陳代謝のアップと冷え性予防
ホットヨガを行うことで、新陳代謝をアップさせて冷え性の改善が期待できます。新陳代謝を上げることで身体を保温することができ、脂肪燃焼効果が見込めるのです。
ホットヨガを継続することで、痩せやすく太りにくい身体を作り上げることができるでしょう。
また、身体の芯から体温が上昇するため、冷え性の改善も期待できます。冷え性に悩んでいる方は、驚くような改善効果が期待できることもありますので、ぜひ一度ホットヨガを取り入れてみてください。
■デトックス効果
ホットヨガにより汗をかくことで、デトックス効果も期待できます。
大量の汗と共に体内の老廃物を排出できるため、毒素を取り除いたスッキリとした身体作りが見込めるでしょう。
もし老廃物が蓄積されたままでいると、常に身体がむくんだような状態になってしまいます。
老廃物をため込んでいると便秘になってしまう方もいますので、ホットヨガを行って大量の汗をかくことが望ましいでしょう。
まとめ
ホットヨガには適切な温度・湿度があり、温度の理想値が35℃~40℃、湿度の理想値が55%~65%程度だと言われています。温度や湿度が低すぎれば十分な効果を見込めず、逆に温度や湿度が高すぎれば健康を害する可能性があるため、適温を保つことが大切です。ホットヨガには新陳代謝や冷え性の改善、デトックス効果を始めとして沢山の効果が期待できますので、健康な身体作りのために積極的に取り入れてみましょう。